脳を幸せにするストレス撃退法
ブログ&症例報告
出口の見えないパニック障害を克服する方法
こんにちは和屋院長の小田です
本日はパニック障害を克服するための
重要なお話しをさせていただきます
現在日本では20人~60人に1人という割合で
かかっているというデータがあるほど
珍しい疾患ではなくなっているパニック障害
当院にも、何らしかの恐怖や不安の感情を抱え
何年も悩み苦しんでおられる方が
日々来院されています
パニック障害が発症する要因には
強い感情による心への衝撃です
閉鎖された空間に閉じ込められた・・・
両親からの過剰な教育・・・
部活での虐待、友達からのいじめ・・・
流産や堕胎、性的トラウマ・・・
そのため、パニックが起きる状況も
人によって様々です
パニック障害に陥った方の多くが
心療内科などでカウンセリングを受け
パニックを引き起こす状況を避けるよう
指示をされ、効率の悪い生活を送っています
しかし、パニック障害の要因となった出来事の多くは
普段の日常生活の中で起こったことのため
避けて通れないことの方が殆どです
完全に避けるためには
仕事を変えたり、引越しをしたり
生活環境を変えなければならないという
現実の壁にぶつかるという更なる悩みを引き起こします
では、全ての人が同じような衝撃を受けた時に
パニック障害を引き起こしてしまうのでしょうか?
私の臨床上の経験から
パニック障害に悩む方には共通点が存在します
それは幼少期を中心とした感情の抑圧です
人にはそれぞれ生きる目的が存在しています
好きだよって、愛されたい・・・
凄いねって、褒めてもらいたい・・・
仕事や成績などで、人の上に立ちたい・・・
いいよって、許してもらいたい・・・
これらの感情が抑圧となり
満たされなかったり、達成できないと
劣等感や罪悪感、承認欲求などが強まります
そして、人や自分に対して
不安や恐怖、怒りといった感情が襲ってきます
このような抑圧が強まることで
不安、恐怖、怒りなどの
パニックを引き起こす感情が強くなるということです
自分の根本にある目的に満たされていると
抑圧は下がります
そのため、同じような状況になっても
パニックを引き起こす程の感情は
生まれないということです
幼少期の自分はどんなだったか
どんなことに喜び、どんなことに悲しんだか
それらを思い出していくことでも
自分の生きている目的が見えてきます
特に幼少期に起きた感情の抑圧は
成長をすると諦めに繋がり
反発をすることが多く
今現在の自分が大切にしていることであったり
ポリシーとなっているものが抑圧となっていることが多く
本来の目的とは逆になっています
自分の本来の生きる目的が見つかると
そこに克服への出口が見えてきます