自律神経を整えて得すること
ブログ&症例報告
採卵時に起こる空砲の原因
こんにちは和屋院長の小田です
本日は体外受精の時に卵巣から卵子を
採取する採卵時に起こる空砲について
お話しさせていただきます
体外受精を経験された方なら
お分かりだと思いますが
採卵ってとっても痛いですよね
そんな痛い思いをしてまで
採れた卵子がわずか数個
さらに空砲なんて・・・
そんな方を1人でも減らすために
本日はお話ししていきます
空砲を防ぐために一番大切なことは
FSHの数値ではなく血流です
FSHはあくまで卵胞を刺激するホルモンであって
卵胞を形成する細胞ではありません
例えばビルの建設現場をイメージしてください
現場で指示を出す監督者がいます
指示を受けた人は指示に従い
材料を調達し作業を進めます
ここでの現場監督は体でいう脳です
作業する人が卵巣です
材料がタンパク質や脂質などの栄養素
監督から出される指示がFSHです
卵胞を成熟させるために必要な
ホルモンはFSHで適正な数値でなければ
いけませんがFSHの数値は卵巣に
届いているかいないかをみる数値です
FSHの数値が悪いということは
卵巣に届いていないことを意味します
卵巣にFSHを届けているのは血液です
血液が卵巣にしっかり流れていない!
血液が卵巣に届いていないということは
卵胞を形成する栄養素も届いていません
これが何を意味するのか?
ホルモン剤で血中の数値を上げても
FSHは卵巣に届いていないということです
血流が上がれば代謝も上がります
代謝が上がれば遺残卵胞も無くなりますし
細胞分裂も活性化されます
卵子の質も向上し空砲の数も減るのです
空砲の原因は年齢ではありません
年齢は要因の一つに過ぎません
明治時代の45歳以上の方の出産数は
現在の21倍です
医療も科学も発達し人口も多い現在の方が
圧倒的に出産数が少ないんです
そこには女性の社会進出によるストレスや
食生活の変化、睡眠不足、大気汚染・・・
みなさんを取り巻く環境が原因です
環境を改善することで
血液循環はよくなります
自分の生活を見返し
改善することから
スタートしましょう
当院では血流を下げている環境を
キネシオロジー検査にて特定し
適切な施術によるアプローチと
日常生活に対するアドバイスを行うことで
昨年度、体質改善をされた方の
妊娠率75%以上を可能にしています
ご自身の妊娠力や妊娠維持力の
目安として、生理痛、生理不順
冷え症、むくみ、子宮筋腫、子宮内膜症など
婦人科疾患があります
これらの症状が多く存在する人は
卵巣や子宮の状態がベストではない
ということを意味しています