【症例報告】更年期による精神的不安の改善
ブログ&症例報告
生理不順と自律神経の関係
当店では自律神経調整および
妊活コースにおいて
月経が無い方
生理周期が非常に不規則な方など
生理不順に悩まれている方が
多く来店しています
この生理不順を解決していくためには
月経と月経の間に
女性の身体の中で
何か起きているのかを
理解していくことが重要です
よく骨盤の歪みを矯正し
骨盤内への血流をよくすることで
生理不順が改善する等の
アドバイスをされる方が
私たち業界の方々にも
多くいらっしゃいます
これは決して
間違いではありませんが
生理不順の根本的な改善は
難しいでしょう
では生理周期に
女性の身体で
何が起きているのか
簡単に説明しくと
まず脳の視床下部から
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
が出ます
次にこのホルモンに刺激を受けた
脳下垂体から
卵胞刺激ホルモンが出ます
このホルモンが血流に乗って
卵巣まで届くと
卵子が成熟していきます
卵胞が成熟すると
エストラジオールという
ホルモンが出てきます
このホルモンが
子宮内膜を厚くし
視床下部に信号を送ります
情報が伝わった視床下部は
再度性腺刺激ホルモン放出ホルモンを
分泌し刺激を受けた脳下垂体が
今度は黄体形成ホルモンを出し
卵巣まで再度届けます
このホルモンによって
黄体が形成され
排卵を誘発します
排卵し黄体が形成されることで
黄体よりプロゲステロン
というホルモンが分泌され
子宮内膜を柔らかくし
子宮腺の分泌を促進し
妊娠しなければ
子宮内膜が剥がれて生理がきます
この一連の流れで
問題が無い場合に
基礎体温が安定したり
28日で生理がくるのです
ここに出てくることだけでも
脳や情報伝達の神経系
卵巣や子宮などの生殖器系
血流などの循環器系の
問題をクリアにしていかなければなりません
またホルモンの分泌量も
多すぎても少なすぎてもいけません
このホルモンバランスは
身体の各臓器と密接に関連しており
各臓器の機能が下がれば
ホルモンバランスも乱れます
そして身体をコントロール
しているのが脳であり
自律神経です
生理周期によって起こる
身体の中の変化に
上手く対応できないと
生理前症状や生理痛などの
辛い症状が起こるのです
生理不順や生理痛などの症状は
女性にとって身体の中の
健康状態を示すものだと
思ってください
自律神経を整え
身体の中から健康になりましょう