風邪をひいて熱が出たときの対処法
ブログ&症例報告
便秘の原因は腸内細菌の増えすぎ?
こんにちは和屋院長の小田です
本日は長年便秘に苦しんできた
女性Mさんのお話しです
ここ数年腸内フローラという言葉を
耳にする機会も多いですが
皆さんは腸内フローラって分かりますか?
フローラとはお花畑とことで
腸内に存在する細菌の様子を
お花畑になぞって腸内フローラです
皆さんは腸内細菌と聞いて
何をイメージされますか?
善玉菌、悪玉菌といったところでしょうか
一昔前は腸内には
善玉菌と悪玉菌と日和見菌がいて
善玉菌が優位にたつと腸内環境が良好で
悪玉菌が優位にたつと腸内環境が悪いと
云われてきました
ところが科学の進歩により
善玉菌に属する細菌にも体に良くないものもあり
悪玉菌に属する細菌でも時には
体にとって有意義な働きをするものがいる
ということが分ってきたのです
また腸内での細菌の比率も
善玉菌:悪玉菌:日和見菌の比率が
2:1:7が理想と云われてきたのも
個人個人で理想が違うということが
最近ではわかってきているのです
さらに便秘や下痢など
腸内環境が悪いときは
ビフィズス菌など乳酸菌を摂取して
腸内細菌を増やすことを推奨
せれてきましたが
腸内細菌の増加も
便秘や下痢の原因となります
腸内細菌が増加しているときに
乳酸菌や食物繊維を摂取すると
腸内細菌を更に増加させてしまうため
摂取をひかえなければいけません
今回のMさんの便秘も
腸内細菌の増加が原因しており
細菌の量のバランスをとるよう
調整を加えていったところ
薬が無いと便通がなかったMさんに
自力での排便がきたのです!
腸内細菌は取ればいいという
時代は終わりました
これからは細菌そのものの量や
細菌の比率などのバランスを
個人個人で見極めることが
求められる時代になります
当院は栄養学や細菌学をもとに
キネシオロジー検査にて
個人個人に最適なバランスを
導き出すことができますよ