脂質異常症(高コレステロール)の原因 | 肩こり腰痛からアトピー・不妊症などの難治症状まで改善する愛知県大府市の自律神経専門整体院 和屋

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脂質異常症(高コレステロール)の原因

こんにちは和屋院長の小田です
本日はLDLコレステロールの値に悩む
40代の女性Mさんのお話しです

Mさんは3年前くらいから
会社の健康診断でコレステロールで
引っかかるようになり
以来、脂質異常症と診断を受ける
その後EPAやDHAなどの
コレステロールにいいとされる
サプリメントを飲んだり
いろいろ試しているが効果が出ない

高コレステロール血症などの
脂質異常症に悩まされている方は
基本的に毎日の食事を中心とした
生活習慣の見直しが必要ですが
コレステロール値が高くなってしまった
原因が体の中に存在することを
知らなければなりません

高くなければいけないということです!

また、みなさんの中には
LDLコレステロールは悪いもので
体に必要のないものという認識の方も
多いのではないでしょうか
悪玉コレステロールと表現されるため
悪者と思われても仕方ないですが
LDLコレステロールは
全身の細胞にコレステロールを運び
健康維持のために様々な役割があります

女性ホルモンもその1つ!

エストロゲンといわれる女性ホルモンは
コレステロールから出来ています
LDLコレステロールが存在しなければ
卵巣でエストロゲンが生成されないのです

今回のMさんもお話しを進めていくと
コレステロール値が引っかかりだした
少し前より、女性ホルモンの分泌が
低下していたことが分かりました

キネシオロジーでの検査の結果
MさんがLDLコレステロールが
高くなってしまった原因は
卵巣の機能低下でした

卵巣においてエストロゲンの生成が低下し
その情報が脳の視床下部に届きます
自律神経の中枢である視床下部は
エストロゲンが体に不足していると認識
視床下部は材料不足と判断します!
そのため肝臓にコレステロールをもっと作って
卵巣に送りなさいと指示をするのです
そしてコレステロール値が高くなる

卵巣でのエストロゲン生成が
低いままなのでサプリメントなどで
コレステロール値をコントロールしようとしても
回収先の肝臓がフル稼働で
コレステロールを生産していては
効果が出ないのは分かりますよね?

Mさんの肝臓はコレステロールの生産過多で
炎症し硬くなってしまっています
肝臓へのアプローチは緊急の対応としては
OKですが、根本的な改善にはなりません

コレステロール値が高くなってしまった
原因である卵巣の機能を
取り戻していくことで自然治癒力が働き
コレステロール値は正常に戻ります

自然治癒力は体が自然な形だと
働きますが、ホルモン剤の服用や
サプリメント、薬の服用という
体にとって不自然な形では
自然治癒力は働かないのです

お薬でのコントロールは
常に数値とのにらめっこです
コレステロールは体の健康を守るため
とても必要な代謝産物です
悪者で排除しようとするのではなく
正しい状態に戻すというイメージが大切です

コレステロールが高くなければいけない体

そのような状態になってしまった原因を
見付けることで体は改善します