自律神経を整えて得すること
ブログ&症例報告
過敏性腸症候群(IBS)の原因と改善方法
過敏性腸症候群の症例
大切な会議でのプレゼンの前や、初めて通る道を車で走っているときなどに、お腹が痛くなったりトイレに行きたくなることってないですか?もしくは、何か心配事が続くと便秘になってしまう。このように人は緊張や不安を感じると消化器系の働きが低下し少なからず胃腸に何らかの症状がでます。これらの症状が頻繁に出たり、わずかな緊張や不安にすら敏感に反応して、便意を我慢できなくなったり、慢性的な便秘になったりする疾患を過敏性腸症候群といいます。
本日は、過敏性腸症候群に悩んでこられた30代女性Rさんの症例報告とともに、対処方法などをお伝えしていきます。
過敏性腸症候群とは
下痢や便秘が続いたり、下痢と便秘を繰り返したりするなど、腹部の不快な症状に悩まされているにも拘らず、検査をしても胃腸に原因となる病気などの異常が見つからない。20代~30代の比較的若い働き盛りの女性に多いのが特徴です。
過敏性腸症候群には「下痢型」、「便秘型」、下痢と便秘を交互に繰り返す「交換型」とに分類されます。
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群は、極度の緊張や長期にわたるストレスがかかる状況になると、症状が出ることが多いのが特徴です。当院に来られている方でも、車に乗っている時やトイレが近くに無い状況、大切なテストや仕事での会議といった、緊張状態になることで腹痛を起こし、下痢になってしまう症状が多いです。
そのため、過敏性腸症候群の原因は「ストレス」や「緊張」といったメンタル面での問題になります。皆さんの中にも下痢や便秘とはいかないまでも、人前で何かを発表したり、緊張が強くなってくると、お腹が痛くなったという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
Rさんの場合
では、過敏性腸症候群の原因が過度なストレスや緊張ということは分かりましたが、ストレスや緊張って生活をしていくうえで避けることはできるのでしょうか?というのが私の中であり。人が生きて成長するためには、逆にストレスや緊張は必要であると考えています。過敏性腸症候群の方は、このストレスや緊張を体で処理できなくなっていることで、ストレスや緊張が表面化し胃腸の働きを下げているということになります。ストレスや緊張を処理しているのが肝臓や胸腺、脾臓といった内臓や脳になります。そのため、腸整剤や下剤といった腸に対するお薬では対症療法に過ぎず、ストレスや緊張を避けても、根本的な改善には繋がりません。
Rさんの場合は、車の運転中や高速道路などトイレが無い状況になると、お腹を下してしまい止めることが出来なくなるという状況でした。内臓の問題では、とある薬品の影響による肝機能の低下があり、その他にも膵臓からの消化酵素の分泌に問題があり、そもそも胃腸に負担が掛かっている状況でした。肝臓の機能を根気よく上げていき、膵臓の機能が下がってしまっていた原因である、家族の関係性や感情をキヅキヒーリングで解放していくことで膵臓の働きは回復していきました。施術開始から2ヶ月くらいが経過したころから、日常生活や当院に来られる運転中でも殆ど緊張することがなくなってきたと嬉しい報告をいただきました。これは日常の中でストレスや緊張を避けたわけではなく、ストレスや緊張をしっかりと処理できるようになったということです。
内臓や脳の機能を上げるためには?
ストレスや緊張を処理する内臓の機能を上げていくためには、「代謝」を上げていくこと、「血流」をよくしていくこと、「細胞の酸化」を予防することが重要です。人の体は酸化(老化)をしていきます。体内のPhが酸性に傾くと酸化は強まります。体内は場所にもよりますが、基本的には弱アルカリ性が好ましいです。酸化した細胞は代謝によって新しい細胞に生まれ変わります。これは新陳代謝と言われるものになります。新陳代謝に必要な栄養素や酸素は血液の循環によって全身に流されていきます。そして代謝の重要な働きであるエネルギーの産生によって内臓そのものを動かすことができます。
「代謝」と「血行」を促進し、「アンチエイジング」を行うことで、内臓や脳は活性化され、日々のストレスや緊張を処理していくようになります。
内臓や脳を活性化させる独自の技術と知識
当院では、「代謝」と「血行」を促進し、「酸化」を予防する独自の整体技術と知識があります。どこに行っても良くならなかったり過敏性腸症候群が改善しなくて諦めてしまった方は、当院に相談してみて下さい。