妊娠中の辛いつわりを改善する方法 | 肩こり腰痛からアトピー・不妊症などの難治症状まで改善する愛知県大府市の自律神経専門整体院 和屋

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妊娠中の辛いつわりを改善する方法

つわりの改善症例

こんにちは和屋院長の小田です。本日は妊娠すると襲ってくる「つわり」について、今回は安定期までつわりが続いていた方の改善例なども交えながらお話させて頂きます。

妊娠をするとつわりがあるのは当たり前だと考えていらっしゃる方は多いと思います。つわりは妊娠初期の12週頃までに治まることが多いため、つわりは我慢をして治まるのを待つもの、という考えが一般的です。しかし安定期を過ぎて出産の直前までつわりが続くという人も実は珍しくもありません。では、つわりが始まってしまったら何も出来ることは無いのでしょうか?もし妊娠後期までつわりが続いてしまうと考えたらどうですか?「私に限って大丈夫でしょう。」・・・そんな保障は誰にもありません。

つわりがあることで、本来ならこれから生まれてくる赤ちゃんを想像したり、かわいい赤ちゃんの服を選んだり、妊娠中にしか楽しめない沢山のイベントも憂鬱にしか感じなくなります。

では、つわりを改善する方法はないのでしょうか?

つわりを改善するためには、まずつわりがなぜ起きているのかを理解することです。妊娠初期に起きるつわりと安定期以降にも続くつわりでは、原因となることがらが少し違ってきます。

妊娠初期のつわりの原因

妊娠初期のつわりは、妊娠5.6週頃から始まりだいたい12週前後まで続きます。初期でのつわりの原因は、ホルモンバランスの乱れになります。女性の体は通常28日周期でホルモンを変動させていくのですが、この変化は排卵をし受精着床するための変動で、妊娠が確定することで着床した受精卵を守り成長させるためのホルモンバランスに体内をシフトチェンジしていく必要があります。このシフトチェンジが上手く出来なかったり、シフトチェンジしたホルモンバランスに体自体が対応出来ないことでつわりを引き起こすのです。特に妊娠初期の3ヶ月は、赤ちゃんの臓器形成の大切な時期と重なるために、お母さんは赤ちゃんの保守と成長にエネルギーの大部分を使われてしまうことも関係してきます。

安定期以降のつわりの原因

本来妊娠12週あたりを過ぎると徐々につわりが消失していきます。これはホルモンバランスのシフトチェンジや体の対応が変化に慣れてきたということと、赤ちゃんの臓器形成が落ち着いたことによります。しかし中には安定期に入ってもつわりが無くなる気配が無い方も多いです。安定期の頃になると胎児も大きくなり子宮が肥大していきます。このため、腸や胃、肺などの臓器が圧迫されていきます。胃や腸などの消化器系への圧迫に対して、臓器が柔軟に対応出来なくなると消化吸収が下がりつわりを継続させてしまうのです。また、肺などの呼吸器系の機能が低下すると息苦しくなったり動悸の原因となります。

つわりを改善させるためには?

つわりは妊娠初期のホルモンバランスの乱れ、安定期以降の消化器系の機能低下が原因しています。ホルモンのバランスや消化器の働きは、自律神経によってコントロールされています。自律神経の乱れではホルモンバランスは最も影響を受けやすく、消化器系の方が影響を受け難いという特徴があります。妊娠に関わらず普段の生活の中でも、仕事や人間関係のストレスによってホルモンバランスを崩し肌荒れや生理周期の乱れを引き起こした方は多いと思いますが、ストレスによって消化器系の働きが低下し食事をもどしてしまうという経験をされた方は少ないのではないでしょうか?このようにホルモンバランスに影響を受ける妊娠初期のつわりは比較的多くの方経験する由来でもあります。

ホルモンバランスと消化器系の活動をコントロールしている自律神経の乱れを整えてあげることでつわりは無くなり、マタニティライフをより楽しいものとしてくれます。

自律神経を乱す要因

①食事の量・・・お腹一杯食べることは、妊娠中の母体にとって必要なことのように思えますが、実は違います。食事の量が増えると消化に回される酵素の量が増え、代謝を行うための酵素の比率が下がります。そのため代謝が低下し自律神経を正常に保つことが困難になります。

②不飽和脂肪酸、添加物、砂糖、オリゴ糖や食物繊維などの難消化性糖質・・・不飽和脂肪酸や添加物、砂糖、難消化性糖質は腸内細菌のバランスを乱し消化吸収の働きを低下させてしまいます。特に不飽和脂肪酸、添加物、砂糖は肝臓を中心とした代謝を下げてしまうので注意が必要です。糖質は体にとって必要な栄養素になりますので、砂糖を使用せず黒糖や蜂蜜、果物などの果糖で代用するといいでしょう。

③ミネラル、ビタミン類の不足・・・代謝はミネラルとビタミンの助けを借りて、代謝酵素が行います。そのため、ミネラルとビタミンが不足することで代謝が上がらずエネルギー不足となり、自律神経の働きは低下します。

④水分不足・・・特に妊娠後期は、胎児が大きくなることで膀胱を圧迫し、トイレに行く回数が増えてしまい、そのため水分の摂取を控えてしまう方が多くなります。自律神経を始めとする神経の伝達は、電気信号のため、体内の水分が不足してしまうと正常に伝えることが出来なくなりますのでしっかりと水分は摂って下さいね。

⑤不安や恐怖などの感情・・・この部分に関しては、個人で改善することは限られてくると思いますが、出産への恐怖、産後の育児や経済環境への不安など、自律神経を乱す大きな原因です。また、妊娠後のご主人や家族の対応への不満や怒りなどが原因となることがあります。

安定期になってもつわりが続いていた方の改善例

3人目を妊娠中のS・Eさん(38歳)、安定期を迎えても一向に治まらないつわりに耐えかね来院。2人目の出産以降に出だした左足の付け根の痛みが妊娠後期に酷くならないか心配もしていました。自律神経を乱していた原因は、「食べ過ぎ」と「家族に対する不安と不満」、お二人目がアトピーということもあり、「またアトピーの子だったらどうしよう」や「自分のせい?」という後悔や不安でした。施術ではキヅキヒーリングによって、原因となっている感情を解放し、施術後に食事指導をして終了。1週間後の来院時に、施術の次の日からつわりも無くなり、足の付け根の痛みも改善したという報告を受けました。今後は、生まれてくる赤ちゃんのために母体の状態を良くしていかれるということです。

 

妊娠中に体質を改善させるメリット

つわりや逆子などの妊娠中のトラブルは母体の状態が良くないということです。それは「妊娠を維持するのが大変」、「出産に苦労するよ」っていう赤ちゃんからのメッセージです。または「お母さんのお腹の中は居心地が悪いなぁ」って言っているのかもしれません。生まれてからも子供の成長は環境に左右されるのと同じように、赤ちゃんの成長はお母さんのお腹の中の環境に左右されます。そのため、何らかの形で体質を改善し、母体を健康に保つことの1番のメリットは赤ちゃんの健康です。次に安産!妊娠初期から中期は赤ちゃんの発育をトラブルから回避するため、後期にかけてはお母さんの出産力を引き上げていくために体質を改善させて下さい。つわりや逆子が改善するのは、お腹の中の赤ちゃんの健康を守っているご褒美だと思ってあげるといいですねぇ。

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