安産と難産の分岐点!ホルモンバランスと出産の関係 | 肩こり腰痛からアトピー・不妊症などの難治症状まで改善する愛知県大府市の自律神経専門整体院 和屋

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安産と難産の分岐点!ホルモンバランスと出産の関係

こんにちは和屋院長の小田です
本日は安産についてのお話です
出産を控える女性で
難産の方がいいという人は
いないのではないのでしょうか?

そこで本日のブログは
安産になるために必要な情報をお伝えします

 

安産の人と難産の人の違いは?

まずは出産時のホルモンバランスの
変化をお話していきます

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんを守るために
エストゲンとプロゲステロンという
女性ホルモンの分泌が増えます
そして赤ちゃんが成長すると
お母さんの体は骨盤を緩めたり
子宮口を広げるために
リラキシンというホルモンを分泌します

次に陣痛を促し赤ちゃんを
押し出すためのオキシトシン の分泌が上昇します

この2つのホルモンの分泌量が上がらないと
難産になる傾向になります

 

リラキシン分泌が低下すると…

リラキシンは骨盤の靭帯を緩めて骨盤を広げます
そして骨盤が開くことで赤ちゃんが下にさがるのです

そのためリラキシンの分泌が低下することで
赤ちゃんがなかなか下に下がってこなくなります
もう下がってきてもいい頃なのに
全然下がってこないというのは
このリラキシンの分泌が上昇してこないということです

 

オキシトシン の分泌が低下すると…

オキシトシンが分泌されることで
子宮の蠕動運動が促進し陣痛が始まります
赤ちゃんを子宮外に押し出そうとします
そのためオキシトシン の分泌が上がってこないと
子宮の動きが鈍いままのため
赤ちゃんがお腹の中から出てきてくれません

そうなるとさらに強く子宮を動かそうと
プロスタグランジンというホルモンを分泌します
このプロスタグランジンは子宮の動きを強めてくれますが
強い炎症や痛みを引き起こすホルモンのため
陣痛に強い痛みを伴うことになります

またオキシトシン は親子の絆を強めたり
幸福感を持たせる幸せホルモンとも言われます
オキシトシンの分泌が低下することで
幸福感が下がり出産への不安や恐怖という
ネガティブな感情が強くなりやすくもなります

 

ホルモンバランスを乱す要因

リラキシンの分泌が低下し
骨盤の緩んでいないと
赤ちゃんの頭が子宮口を
通りにくくなるため
プロスタグランジンの分泌量も
上がってしまい出産が難しいものになります

妊娠を維持するホルモンのバランスから
出産を促すホルモンバランスに
しっかりと移行する必要があります

 

このホルモンのバランスを
調整しているのが自律神経です

 

自律神経が乱れることで
出産への準備から、陣痛、分娩といった
流れがスムーズにいかず
難産になりますので
妊娠中のお母さんは自律神経の乱れに
気を付けてくださいね

 

特に初産の時に難産になると
出産への恐怖が強くなり
二人目不妊の原因ともなりますよ

 

産後の骨盤や子宮の安定にも関係

出産にホルモンバランスが関係するということは
産後の骨盤や子宮の状態も
ホルモンのバランスに左右されます

出産前から自律神経を整え
ホルモンバランスを安定させておくことで
産後の骨盤や子宮の戻りがスムーズになり
育児への負担が軽減されますよ♪

 

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